マンデートから、出口まで

各案件の進め方と、各段階で投資家が承認する事項。

一つのマンデート、六つの段階

形成

1マンデート

目的

投資家の目的を、明確な取得マンデートとして整理します。

成果物

投資マンデート

投資家の承認
マンデートと意思決定の枠組み
形成

2評価

目的

案件をマンデートに照らして絞り込みます。

成果物

投資メモランダム

投資家の承認
詳細な評価への移行
実行

3組成

目的

コミット前に、保有・調達・税務のストラクチャーを調整します。

成果物

ストラクチャーと実行計画

投資家の承認
ストラクチャーと合意条件
実行

4取得

目的

一つの計画のもとで、デューデリジェンス・調達・契約を完了します。

成果物

取得判断資料

投資家の承認
コミット前の最終投資判断
保有期間

5保有

目的

実績と環境の変化に照らして、投資判断の前提を継続的に検証します。

成果物

資産のモニタリング、報告、意思決定の支援

投資家の承認
借換え、重要な資本的支出、承認済み事業計画の変更
主な業務
  • モニタリング事業計画に対する賃料、稼働率、賃貸借の変動、NOI、キャッシュフロー
  • 提起予算との乖離、リーシングの判断、資本的支出、資金調達、新たなリスク
  • 報告実績、評価額、市場の変化、提言、投資家の承認用資料
保有期間

6売却

目的

借換え、一部売却、または売却をマンデートに照らして評価します。

成果物

売却に関する提案と実行計画

投資家の承認
時期・価格・売却条件

五つの検証、一つの投資判断

その機会は、投資家の目的・制約・保有要件に適合しているか。

  • 目的、保有期間、報告要件
  • 通貨、ストラクチャー、税務上の制約

需要・流動性・規制は、想定する戦略を支えているか。

  • テナント需要と競合供給
  • 同種資産における投資市場の厚み
  • 都市計画、許認可、規制の方向性

建物・収益・必要資本は、十分に理解され説明可能か。

  • 建物の状態、設備、法令適合
  • 賃貸借の構造、テナント信用力、収益構成
  • 保有期間に要する資本的支出

市場の追い風に頼らずとも、リターンは許容水準にとどまるか。

  • 再調達価格と長期収益に対する取得価格の位置
  • 出口利回りと調達コストに対する感応度
  • 環境が改善しない場合のリターン

事業計画を実行・管理し、最終的に投資を回収できるか。

  • 現地の実行体制と責任範囲
  • 投資家に留保される判断
  • 回収時に想定される買い手の類型